こんにちは、Ellyです!
講座やコメントなどで、毎日の水分補給について、よくご質問をいただきます。
その気持ち!とてもよくわかりますよ〜!
実は「どのお茶を飲むべきか」人によって違いますからね。
- 体質
- 解決したい問題
- 季節
ということで、今日のテーマは「無印・カルディで買える痩せるお茶5選」です。
最短距離ダイエットしたい人、コスパのいい健康茶はどれか知りたい方は必見です!
- 知っているだけで賢く使い分けができる飲み物の知識
- ベーシックに飲める「痩せるお茶5選」
- 体質別の選択基準(水太り・固太り)
- 特に秋・冬にオススメなもの
- 無印・カルディ で買えるもの(普通のスーパーでも買える)
【前提】水分補給はNG!ポイント2つ
「健康茶を飲もう!」とても良い心がけですが、これをやってしまうと、水分補給どころか、「不健康になる薬」を飲んでいるんじゃないか?という悪影響があります。少し厳しい言い方になると思いますが、事実なのでお伝えしますね。
①甘い飲み物
痩せたい!健康になりたいと思う人は必ずやめた方がいい習慣です。「これを飲み続けているうちは痩せられない」と思った方がいいかもしれません。
成分表でチェックしてみましょう。
- 果糖ブドウ糖液糖
- 砂糖
- 糖類っぽい表示(人工甘味料を含む)
飲み物に関しては、「甘さ全般」ですね。
何が入っているかも大事ですが、実は「甘さに依存しない味覚」になる方が何倍も大事です。もし甘い飲み物を常飲しているなら、減らすのもいいし、思い切ってやめてしまうのもアリです。
②キンキンに冷えた飲み物
「頻繁に喉が渇く」「冷たい飲み物が飲みたくなる」という方もいらっしゃるかもしれません。しかしダイエットをしているなら、冷たい飲みものは控えた方が得策です。
大切な「基礎代謝」が下がってしまうのです。
冷たい飲み物は、消化器官を冷やし、代謝の生産性を下げます。消化器官は温かい状態で機能が上がるので、飲み物で冷やしてしまうのはもったいない話なのです。
- 氷の入った飲み物
- 冷蔵庫で冷やした飲み物
- フローズンドリンク
これからご紹介する「痩せる飲み物」も基本的に常温かホットで飲むようにしましょう。
毎日飲める!痩せるお茶5選
1:国産菊芋茶
「菊芋」といえば「イヌリン」という水溶性食物繊維が豊富。菊芋の60%がこの成分で占めていることはよく知られています。
私が以前アップしたYouTubeでもとりあげましたね。
■菊芋の効能
①便秘改善
水溶性食物繊維「イヌリン」の効果ですね。菊芋を食べた便秘の人の9割が何かしらの効果を感じたという研究結果もあるそうです。
私も「菊芋」は秋冬の常備食として使っていますが、本当に便通がよくなります。
②血糖値の上昇を抑える
こちらも「イヌリン効果」です。食物繊維は糖質の吸収を抑えるので血糖値があがりにくくなります。特に「水溶性食物繊維」は「不溶性食物繊維」に比べ即効性が高いことが知られています。
しかし「甘い飲み物」飲んでもいいという免罪符にはなりませんのでご注意ください!!
③水分代謝がよくなる
菊芋は「水のトラブルに強い」と言われています。薬膳ではむくみや頻尿に悩む方に使われることもあります。
■菊芋茶はこんな方にオススメ
- 便秘がちの方
- 水太りタイプの方
- むくみが強い方
- カラダが重だるい方
- 体重が変動しやすい方
■菊芋茶の味は?
私が飲んだ感想は「後味スッキリ」「えぐみもなくて飲みやすい」と思いました!
さらに「菊芋そのもの」を食べるのもオススメです。私は菊芋大好物なので秋冬の常備食です。生・煮物・焼き物・味噌汁!なんでも使えて便利です!
11月から冬にかけてが旬なので見つけたらぜひ食べてみてください!!
2:国産小豆茶
小豆は脂質が少ない豆類。漢方や薬膳では「特効薬」と言われているほど薬効が高く、頻繁に用いられる食材です。
■小豆の効能
①水分代謝が改善
東洋医学では「利水作用」と言われています。
利尿作用=水分を尿として排泄させる働き
利水作用=カラダの水分量の調整する働き
「利水」の中に「利尿」が含んでいるイメージですね。余分なら排泄するし、必要なら保水するというイメージです。
②整腸作用
小豆は腸の善玉菌の餌となる食物繊維が多いのも特徴です。東洋医学では「小腸」を養う食材でも有名ですね。
③老化防止
これは「アントシアニン」ですね。ポリフェノールの一種で赤い色が特徴です。
「アントシアニン」は抗酸化作用が強くて、カラダを錆びさせないようにする働きがあります。
■小豆茶こんな人にオススメ
ズバリ「水太りタイプ」です!
水分代謝といえば小豆。
- むくみがひどい方
- 花粉症・アトピーなどのアレルギーを持っている方
- 乗り物酔いが激しい方
これらは全て「水の代謝の不調」が原因になっていることが多いので、カラダの水捌けをよくするのが改善のポイントです。
小豆は水分代謝の強さから「二日酔い」にも効果が高いと言われています。
私もお酒をんだ翌日は必ず小豆茶を飲みますよ!!
■小豆茶の味は?
実は「小豆の味」は弱めかもしれません。ほんのり甘い白湯を飲んでいるような感じです。味が薄い分、取り入れやすいお茶だと思います!
「無印良品」以外では見かけないかもしれませんので、ネット購入をご利用いただいてもいいですね。
3:たんぽぽコーヒー(たんぽぽ茶)
「たんぽぽコーヒー」とは、たんぽぽの根を焙煎して砕いた飲み物です。ノンカフェインなので「コーヒー飲みたいけどカフェイン気になるという方」にオススメです。
■たんぽぽコーヒー(茶)の効能
①消化不良
たんぽぽコーヒーは「肝臓と胃」の機能改善に効くと言われています。胃と肝臓は消化器官=基礎代謝の内臓部分にあたります。基礎代謝全体の3割以上を占めているので、ダイエットに相性がいいのですね。
②ストレスを抑える
ストレスがたまると「胃と肝臓」に不調が現れやすいです。
- 胃:「思い」の臓器→悩みがち
- 肝臓:「怒り」の臓器→怒りっぽい
これを抑える作用があるのが「たんぽぽコーヒー」です。
■たんぽぽコーヒー(茶)の味
コーヒと言われるだけあって「苦味」があります。コーヒーではないけれど、コーヒーみたいな味ですね。
東洋医学で「苦味=下に降ろす働き」があるので、便秘の方にもいいですね。(便を降ろすみたいな感覚)
4:国産黒豆茶
黒豆とは、完全栄養食品・オールマイティ食材ですね。「アミノ酸スコア100」の食べ物としても有名です。黒豆を食べてれば、とりあえず栄養はバッチリという食材ですね。
■黒豆茶の効能
黒豆茶の効能はたくさんあるのですが、これはスゴイという2つを紹介します。
①体力がつく
いわゆる基礎代謝が上がる感覚です。
東洋医学でいう「精」がつくのですね。「精」は、カラダを無意識に動かす「エネルギー」なので「自律神経」の概念とも似ています
体力がつく理由として「腎臓によく効く」ということがあります
西洋医学:副腎
- ホルモンバランスを整える
東洋医学:腎
- 水を司る臓器
- 精・元気をためておく場所
②むくみをとる
黒豆は小豆と同じく「利水作用」があります。ただし、どちらかといえば「小豆」の方が強いです。
- むくみに特化したい→「小豆茶」
- オールマイティに整えたい→「黒豆茶」
私普段は「黒豆茶」をベースにして、むくみを感じるときに「小豆茶」を飲むことが多いですね。
■黒豆茶の味
黒豆茶は全体的に「香ばしい感じ」がしますね。味もかなり強めです。しかし「えぐさ」はないので飲みやすいお茶だと思います。
比較的手に入れやすいお茶だと思います。
5:ごぼう茶
ごぼうは「食物繊維の王様。野菜の中で食物繊維が一番多いと言われています。また、「抗がん」に働く成分もたくさん含んでいる食材です。
ごぼうを健康食材として用いるのは日本独自の文化だそうです。日本人の体に合っているともいえますね。
■ごぼう茶の効能
①便秘
食物繊維の中でも水溶性と不溶性の食物繊維、両方が豊富に含まれています
- 水溶性食物繊維→イヌリン
- 不溶性食物繊維→筋のような繊維質
不溶性食物繊維が多いと、便の量が増えるので排泄しやすくなるのです。
②動脈硬化・脳卒中
薬膳では「血管が詰まる症状」「血栓」などに使われます。
ダイエットでは「固太り・筋肉太り・血液ドロドロ」など、血液の粘度による太さを改善するのにもいいですね。
③老化防止
ポリフェノールの一種クロロゲン酸が豊富に入っています。クロロゲン酸もカラダの酸化を防ぐ抗酸化物質のひとつです。
■ごぼう茶はこんな人にオススメ
- 固太り体質
- お肉が好きという方
- 便秘がちの方
同じ便秘に効く食材ですが、このように使い分けることができます。
- 菊芋:水太りに効く
- ゴボウ:固太りに効く
東洋医学では「固太りを陽性体質」「水太りを陰性体質」と言います。もちろん混合体質もあります。
ご自身の体質を知りたい方はこちらをご覧ください。
>>あなたは何で太りやすい?「6つの体質診断シート」
Ellyの「オンライン講座:ダイエット塾」でも詳しく診断しています。
■ごぼう茶の味は?
ごぼうの栄養は「皮」に多いと言われています。市販のごぼう茶のほとんどが皮付きですが
ごぼう独特の「えぐみ」を抑える製法がされていることが多いです。
商品によっては、えぐみを感じるかもしれませんが、カルディで買ったものは甘い感じでよかったですよ。
「身土不二」を大切にしたい
私の好きな言葉に「身土不二」というものがあります。
「身と土、二つにあらず」
仏教とマクロビオティクで使われる言葉です。今は食の思想として「その土地でできるものを食べ、生活するのが良い」という意味で使われることが多いですね。
ダイエットはほとんどが欧米発の科学的な考え方ですが、日本人の体質に合っているかといえば、そうではないかもしれません。
感覚的な話ではなく、東洋医学の理論にに基づけていくと、納得することが多いのも確かだと思います。科学的に証明されていることも、別角度からみてみると、さらに納得できることも多いですね。
実際、私はリバウンドばかり繰り返していましたが、この考え方をするようになってから、根性論な努力をしなくても、自然と痩せる(余分なものがなくなる)ようになりました。
今日ご紹介した飲み物は、日本古来のものや、薬膳として使われるものがほとんどです。
伝統的に使われてきて、その効果が統計的に明らかになっているものですので、安心して使えるものですね。
無印やカルディ、スーパーなどで気軽に買えるものばかりなので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?